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剣道の団体戦完全まとめ【基本ルールから勝ち方まで徹底解説】

剣道理論

剣道好き「剣道の団体戦に必要な知識まとめてほしい!」
「ルールも知りたいけど勝ち方も知りたい」

そういった方向けに、剣道の団体戦についてとことんまとめて解説していきます。

内容としては、ルールも微妙な初心者の方~実際に団体戦で勝ちたい一般の方まで、幅広く網羅しています。

この記事を書いている私は

  • 剣道歴15年以上
  • 現在は指導など
  • 団体戦マニア

という経歴なので、初心者の方には分かりやすく、経験者の方には使える知識を提供していきます。

では早速解説していきます。

剣道の団体戦入門編:ルールを抑える

やはり何事も「ルールを抑える」のは第一になります。

基本のベースは個人戦と同じですが、やはり少し特殊なものがあったり、ややこしい面があるので注意が必要です。

具体的には以下の4点は必ず知っておくようにしましょう。

  • 団体戦の基本的なルール
  • 人数と順番のルール
  • 団体戦での勝利条件について
  • 代表戦について

これらに関しては下の記事に細かくまとめているので、目を通していただければ理解できるかと思います。

また、勝ち残り方式を採用したルールなどもありますが、あまり使う事はないので深く考えなくてOKです。

ちなみに、礼の時の並び方は先鋒が一番主審側に来るように立ちます!

剣道の団体戦基本編:ポジションについて知る

ルールを押さえたら早速剣道の団体戦特有の要素について考えていきましょう。

団体戦においては

先鋒・次鋒・中堅・副将・大将

というポジションがあり、試合をする順番によって役割や特徴が大きく異なります。

自分がどこを任されたかによって、心の持ち方~剣道のスタイルまで変わる事もあります。

ここで知っておくべきなのは以下の3点です。

  • 団体戦のポジションの役割
  • 各ポジションの特徴
  • ポジションの適任選手

ポジションごとの役割や特徴を知るのは団体戦では必須になります。

細かな各ポジションの役割と特徴に関しては、私の経験談と共に下の記事にまとめているので参考にしてください。

剣道の団体戦中級編:勝つための「流れ」を知る

ポジションについての理解の次は、実際に団体戦で勝つ上で大切な「流れ」というものについて解説します。

剣道の団体戦は複数人で一度に試合をするわけではなく、個人戦の集まりです。

しかし、実際には個人戦でもチームの影響というものを受ける事になります。

具体的に言うと以下のようなものがあります

  • 2敗での中堅戦
  • 先鋒が2本勝ちした次鋒戦

上のような、ポジションや勝敗に関するものや

  • エース選手が負けた
  • 強い選手を引き分けに抑えた

などの選手に関するものがあります。

こういったものからできるチームの影響こそが「流れ」であり、これをどう制するかによって、団体戦の勝率は大きく変わってきます。

より細かい「流れ」の解説や、流れを制する具体的な方法については下の記事にまとめてあります。

剣道の団体戦上級編:勝つためのオーダー作成を知る

最後は団体戦で勝つためのオーダー作成方法についてです。

上で解説してきた「ポジション」「流れ」というものを使う方法になります。

基本的なオーダー作成に関しては、ここまで紹介した記事の中にも含まれています。

ここでお伝えするのは、より実践的な

  • 実力が近いチームに勝つための戦術
  • 格上のチームに勝つための戦術

こういった戦術についてです。

特に現在部活動で頑張っている方や、一般的なオーダーで戦うのが難しい方向けになります。

具体的なオーダー作成手順に関しては下の記事に詳しくまとめてます。

剣道の団体戦番外編:スコア表について

すこしおまけになりますが、スコア表についても解説していきます。

スコア表については特に下のような方にお勧めです。

  • 団体戦を観戦する人
  • 自分チームを応援する人
  • チームを強くしたい人

スコア表を管理すると、その大会での自分の戦績が分かるため非常に便利です。

試合を見ている人や、大会を管理する人はもちろんですが、チームの実力を高めたい人にもおすすめです。

具体的な効果としては以下のようなものがあげられます。

  • 選手の特徴が分かる
  • チームの研究ができる

この辺りも含めたスコア表の書き方とその効果については下の記事にまとめてあります。

以上が剣道の団体戦完全まとめになります。