剣道の団体戦の順番選びを徹底解説【勝つためのオーダー作成】

剣道理論

剣道好き「団体戦で勝つための順番の考え方を知りたい!」
「団体戦の順番の意味って何?」

といった方向けに団体戦のオーダー作成の戦術と順番について徹底的に解説していきます。

この記事を書いている私は

  • 剣道歴15年以上
  • オーダー作成歴5年以上
  • 弱小チームで強豪校に勝利

という経歴で、私自身が団体戦が好きなのも相まって、特にオーダー作成や、順番に拘ってきました。

では、早速解説に入ります。

剣道の団体戦の順番選びを徹底解説


剣道の団体戦は5人(3人等)の「チームの勝敗」が全てです。

つまり、個人戦とは異なり、団体戦としての戦術や、順番の考え方というものが存在します。

結論から言うと、それぞれのポジションで担う役割が違うのです。

まずは団体戦におけるポジションの役割について説明します。

剣道の団体戦は役割で順番を決める

剣道では団体戦のポジションごとに役割や特徴が変わってきます。

具体例を挙げると以下のようなものです。

先鋒戦はチームのトップバッターなので勢いがある選手

このポジション毎の役割や、特徴を理解する事が最重要になります。

そして、各選手の「強み」と「弱み」を理解した上でオーダーを組むのが、団体戦での戦い方です。

各ポジションの役割や、選ばれる選手の特徴に関しては下の記事にまとめています。
>> 剣道団体戦のポジションの役割と特徴を徹底解説!【経験者が語る】

これから紹介していくオーダー作成方法についてもベースとなっているので、先に読んでおくことをお勧めします!

剣道の団体戦で勝つための順番の決め方


では、実際に使える団体戦の順番の決め方について説明していきます。

ここでは以下の2つに分けて考えていきます。

  • 実力が近いチームに勝つための戦術
  • 格上のチームに勝つための戦術

基本的には、出場する大会での自分チームの立ち位置によって使い分けるのが効果的です。

基本的に勝てるのなら王道を行くのが最善です

これから紹介するのは「普通の勝負じゃ勝てない!」「戦略で勝ちたい!」という方向けの順番決定の方法です。

王道のオーダーを決めて戦えるのならそれが最善です

王道のオーダーとは以下の通りです。

  • 先鋒:チーム内2番手の選手(ガン攻めできる)
  • 次鋒:チーム内5番手の選手(期待の後輩)
  • 中堅:チーム内2番手の選手(堅実な試合ができる)
  • 副将:チーム内4番手の選手(トリッキーな試合ができる)
  • 大将:チーム内最強の選手

ここからは、この順番を基に考えていきます。

実力が近いチームに勝つための順番

自分のチームの地区内での実力が中間あたりで、主に対戦相手となるチームとの実力が近い時を想定します。

この場合は

  • 王道でいく
  • 王道から少し変化させる

という戦い方が有効です。

王道に関しては先ほど紹介したので割愛します。

王道を少し変化させた順番

先ほどの王道の順番を変化させるので、団体戦の中心となる、中堅・大将はそのまま、先鋒・次鋒・副将を変えていきます。

イメージとしては、以下の通りです。

  • 先鋒:副将タイプ
  • 次鋒:先鋒タイプ
  • 中堅:中堅タイプ
  • 副将:次鋒タイプ
  • 大将:大将タイプ

具体的には、「ガンガン攻めてくる先鋒戦」にあえて「試合展開がゆっくりな選手」を配置します!

そうすると、相手はいつものペースでの試合はできません。

先鋒戦で勢いをつけるのは大事ですが、相手に乗られないようにするのも一つの手なのです。

そして次鋒戦、ここに「先鋒タイプの攻め選手」を配置します!

先鋒戦で混乱した相手チームの隙を逃さず「流れ」を引き寄せます。

実力が近い相手には、序盤の展開が非常に重要です。

その順番を工夫することで、その勝負を勝ち取り、団体戦での勝利を手にしましょう。

格上のチームに勝つための順番

続いては、自分たちの「個人の実力では太刀打ちできない!」というチームに勝つ方法です。

結論から言うと

格上のチームに勝つには普通の戦い方をしてはダメです。

ずばり、王道を無視した奇策を用いるのです。

王道を無視した順番

具体的に言うと、完全に王道を無視して「相手の弱い選手に自分の強い選手を当てる」のです。

イメージとしては、以下の通りです。

  • 先鋒:副将タイプ
  • 次鋒:先鋒タイプ
  • 中堅:中堅タイプ
  • 副将:大将タイプ
  • 大将:次鋒タイプ

正直、最強選手が来る大将のポジションに、自分たちも最強選手を置く戦い方は効率が悪いです。

王道で勝てるならチーム力で勝っています

つまり、相手が強い選手を置いてくる先鋒・大将戦は捨て、比較的弱い選手が置かれやすい次鋒・副将戦で勝つ戦い方です。

また、中堅戦は引き分けに抑えれるのが理想です。

奇策の順番は批判もある

周りからの批判や、大将として試合に臨む選手は苦しい気持ちを味わうかもしれません。

しかし「簡単には勝てない」チームで頑張ってきた私からすると、チームメンバーからの賛同が得られるのであれば、そんな戦い方も良いと思います。

やはり部活動のチームで勝つことができるのは最高の気持ちになれます。

もし県大会や都大会出場を目指している選手がいるのならかつての私と同じ境遇です。

当時のチームメイトと初めて出場した都大会の武道館の床の感触・空気感は今でも鮮明に覚えています。

部活動で頑張っている学生の気持ちはそれを経験した人にしかわかりません。

もし、チームメイトや先生方が許してくれるのであれば、できる手段はすべて使って勝利を渇望してください。

それがあなたや、チームメイトにとって後にきっと素敵な経験になることでしょう。

記事をまとめると、団体戦で勝つための順番の決め方は大きく分けて以下の3つです!

  • 王道を貫く
  • 王道をもとにして少し変化させる
  • 王道を無視して奇策を投じる

自分たちの目標や実力に合わせたオーダー作成で、ぜひとも団体戦での勝利へ導いてください!