剣道の試合で勝つ方法と勝てるようになるコツ【勝てない人必見】
剣道好き「試合で勝てない!」
「勝って活躍したい!」
という方向けに、剣道の試合で勝つ方法とコツについて細かく解説していきます。
この記事を書いている私は
- 剣道歴15年以上
- 学生時代は引き分けが多い
- 現在は子供たちに指導など
という経歴なので、引き分けを克服した方法を実践的かつ分かりやすく説明していきます。
剣道の試合で勝つ方法と勝てるようになるコツ【勝てない人必見】
突然ですが、皆さんに質問です!
- 全日本を制した國友選手?
- ハンマー投げの室伏選手?
私は、アンパンマンを思い浮かべます!(ふざけてはないです(笑))
実際に、どの回でも基本的には、アンパンマンはバイキンマンに勝ちますよね。
なぜ勝てるのか?
アンパンマンが何故、毎回のように勝利を収めているか考えた事はありますか?
結論を言ってしまうと
思い出してみてください!
アンパンマンって毎回最後に「アンパンチ」を決めて勝負をつけていますよね。
つまり、何が言いたいかというと
アンパンマンも、技を持ってなければ、相手を倒し切る術がなくなり、「勝てない」状態になってしまいます。
剣道でも同じ
剣道においても、勝つために必要な事は、自分なりの必殺技(得意技)を持つことです!
先ほど書いた通り、アンパンマンは「アンキック」という技ももっています。
これは主に以下のような場面で使われます。
- 空中戦
- 奇襲攻撃
1つ目の必殺技が通用しない時に使える、裏の必殺技を身に着けることで勝率は大きく上がります!
剣道の試合で勝つための具体的な方法とコツ
ここからは、勝つために必要な意識や練習などについて解説していきます。
具体的には以下の2つについて細かく解説していきます。
- 技についてのポイント
- 実践の意識について
剣道で勝つための技会得の方法
極端に言ってしまうと
技が大事な理由
剣道には無意識でも「防御への意識の高い」という特徴があります。
審査では1本取る事が大事ですし、試合での1本の重みは言うまでもありません。
「そのわずか1秒に満たない打突を、数分間逃れ続ける防御力」と考えると、その防御性が伝わるのではないでしょうか。
防御を崩す術としての技
防御の意識の高い相手に、素直な打突をしても当たらないのは当然です。つまり、何か相手の防御を崩す1手が必要になってきます。
そこで必要なのが技です。
この「防御の意識」「防御を崩す」という所に関しては下の記事で詳しく説明しています。
>> 剣道の攻めとは何かと重要性を分かりやすく解説【攻めは必要です】
特に、高校生以下の方は、「技を持たなければ勝てない」と言っても過言ではありません!
具体的な技に関しては以下の3種類が効果的です。
- 攻め技
- 応じ技
- 状況に応じた技
攻め技
剣道の攻め技とは、中段の状態から、何かアクションを加えて打つ技になります!
よくある技としては
- フェイント技
- 圧をかけて打つ技
- 隙を打突する技
などがあります!
いつも「1本取れずに勝てない人」「素直な打突が多い人」はまずこれを習得するのをお勧めします!
応じ技
極端に言ってしまうと
- 出鼻小手
- 返し胴
を覚えるのがおすすめです!
もちろん、個人の得意不得意に合わせた技選びが一番ですが、上の2つの技には多くのメソッドがあるので、おススメです。
具体的なコツに関しては下の記事を参考にしてください。
出鼻小手のコツ・打ち方の解説は下の記事にまとめております。
>> 剣道の出小手が決まるようになるコツ【國友流の出小手を解説】
返し胴のコツ・打ち方の解説は下の記事にまとめております。
>> 剣道の返し胴の打ち方とコツ【苦手な人必見!返し胴を徹底解説】
状況に合わせた技
剣道の状況に合わせた技というのは
- 相手が引き技で下がった時
- 振り向くところ
などに打つ技の事です。
これはあまり意識できていない方が多いですが、上のような状況は自分の方が有利な状態です。
このような有利な状況で
- どんな技を打つのか
- 何を狙うのか
というものを知って、実践できれば、試合の勝率が大きく変わってきます。
剣道の試合で勝つための実践の意識
結論から言うと
普通の面打ちをしているように見えても、何気ない打突の全てが一本になる可能性のある打ちとして狙っています!
つまり、自分なりに「意味のある打突」を意識するのが重要になります。
無駄打ちを減らす
このような打突の事を剣道では「無駄打ち」と言います。
無駄打ちを意識して剣道をするだけで、試合でも、審査でも一つレベルアップできると思います。
「無駄打ち」については下の記事で細かく解説しています。
>> 剣道の打突で必ず意識すべき事【無駄打ちを減らそう】