剣道における良い指導者になるコツ【最も大切なのは熱意ではない】

剣道雑記

剣道好き「剣道の指導者になるがコツがわからない」
「良い指導者に巡り合えない」

という方向けに「剣道の指導者や指導のポイント」について細かく考えていこうと思います。

この記事を書いている私は

  • 剣道歴15年以上
  • 現在は子供たちに指導など
  • 教職課程履修中

という経歴なので、現役の剣道家視点かつ、教育業界に触れている身として考えていきます。

剣道における良い指導者になるコツ

結論から言うと

良い指導者になるコツは「相手にとって良い先生」になる事です。

○○ができたから。良い指導者であるという訳ではないのです。

よく、「相手を上手くさせる指導者が一番」と考えてしまう事が多いですが

  • 試合で勝ちたい
  • 剣道を楽しみたい
  • 仲間とわいわいしたい

など、本人の目的に沿った指導ができない指導者は良いとは言えないと思います。

まずは相手が何を求めているのかを捉える事から始めましょう。

より具体的な指導の話は下の記事でより詳しく書いてますので参考にしてください。
>> 剣道の少年指導のポイントとコツ【指導の悩みを解決】

良い指導者になるのに必要なものは何か

大前提として、「相手の目的を意識する」というお話をしましたが、ここからはさらに深堀して"良い先生"について考えていきます。

では、あなたにとっての「良い先生」とはどんな人を思い浮かべますか?

多くの人が

  • 思いやりがある
  • 明るい
  • 熱意がある

などを上げるのではないでしょうか。

この問いへ1つの答え

良い先生とはどんな人か、この問いへの1つの答えが

「教え育てる技術・方法をもっている先生」です。

つまり、指導への情熱や思いやり以上に「技術」が重要という考えなのです。

同じ先生として医師を考える

この考え方をより理解してもらうために、医師という職業を考えてみましょう。

では再び、「良い先生(お医者さん)の条件って何か?」と考えてみましょう。

  • 熱意がある
  • 優しい
  • 明るい

という医師は患者さんからすると嬉しいですよね。

しかし、我々が求めているのは、辛い状態を「治してくれる医師」です。

「つらいですね・・・」と優しい言葉をかけてくれるのが「良い医師」ではありません

まずは「技術を持っている事」が重要なのです。

この考え自体は教育界で超有名な先生の考え方です。(下の本に詳しく書いてあるので気になる方はぜひ!)

剣道で良い指導者になるためには


ややこじつけ気味ではありますが、「良い先生」になるには"教える技術"が必要というお話をしました。

最後に実際にどのような事をすれば良い指導者になれるのかを解説していきます。

具体的には以下の3点がポイントです。

  • コミュニケーションをとる
  • 指導方法を学ぶ
  • トライ&エラー

コミュニケーションをとる

この記事の前提として「相手の求める指導者になる」というお話をしました。

つまり、相手を知らない状態ではスタートできないのです。

コミュニケーションをとるというのは、相手の事を知る事です。

  • どんな目標があるのか
  • 何に悩んでいるのか
  • 何が欲しいのか

これらを知る事から始めましょう。

「どんな伝え方が効果的か」なども日々のコミュニケーションからわかる事が多いです。

指導方法を学ぶ

続いて「技術」の部分です。

少年指導の記事でも書いてますが、実際に色々な指導を見て勉強するのが一番です。

最近の私のおススメだと

  • 剣道時代(雑誌)
  • Bushizo TV(youtube)

などがありますね。特に剣道雑誌に関しては情報量がたっぷりなので、1冊読んで真似するだけでもかなり良い内容になるかと思います。


こういったメディアなどに書いてある指導方法や言い回しはかなり有用です。

トライ&エラー

最後はトライ&エラーを繰り返す事です。

子供たちの指導をしていると

  • もう少し言い方変えればよかった
  • 今日はいまいち伝わらなかった
  • この内容は難しすぎたな

などのような反省が多く出てきます。

何年間も指導していてもこういった反省は尽きないのです。

大切なのは

完璧な指導をする事ではなく、日々指導を成長させる事です。

はじめから上手くやろうとせずに、色々な事に取り組んで、反省して次につなげる事。

これができる事が真に良い指導者になりうるのではないでしょうか。