超効果的な剣道の目標の立て方を徹底解説【具体例あり】
剣道好き「剣道の目標の立て方を知りたい」
「上手くなるための目標設定をしたい」
という方向けに、超効果的な剣道の目標の立て方について細かく解説していきます。
この記事を書いている私は
- 剣道歴15年以上
- 中高6年間は部活
- 現在は子供たちに指導
という経歴で、子供から大人まで全員に分かりやすいように解説していきます。
超効果的な剣道の目標の立て方を徹底解説
結論として、剣道の目標は下の4つの手順に沿って考えるのが効果的です。
- 最終目標を決める
- そのための手段を考える
- さらに深堀する
- その日の稽古の目標を決める
順番に解説していきます。
剣道の最終目標を決める
まずは剣道をする上で目指すべき目標を決めましょう。
やはり、目標を立てる上で、目指すものを明確にする事は最優先になります。
具体例としては
- 四段審査に合格する
- 県大会に出場する
- 試合に出て一回戦勝つ
などのように、大会や審査に注目したものだと分かりやすいです。
また、上のようなもの以外でも、アバウトな目標として
- 強くなりたい
- ○○選手みたいになりたい
などでもOKです!
この目標から、自分自身の課題や稽古が定まってくるので、何となくでも良いので言葉にしてみましょう。
それでも決めらない人はどうするの?
審査や試合・稽古を思い浮かべたけど、最終目標がイマイチという方は
剣道をやっていて、「○○が好き」というものを見つける事ができれば、それを高めるのが簡単な最終目標です。
具体例としては
- 打突が決まった時の高揚感
- ひりひりした攻め合い
- 応じ技の爽快感
などがあげられます。
剣道の最終目標達成のための手段を考える
試合で勝ちたい・審査に受かりたいという目標を立てる事は重要です。
しかし、「どうやって」それを達成するのかというのはさらに重要なのです。
具体例としては以下のようなものがあります
- 立ち合いで負けないようにする
- 一本取る力をつける
- 引き技を身に着ける
慣れないうちは難しいと思いますが、特に力を入れてやるのをおススメします。
剣道の目標としてさらに深堀する
上で手段の目標を考えましたが、さらにもう一歩深堀して考えていきましょう。
例えば、「一本取る力を身に着ける」を深堀すると下の画像のようになります。
このように、ただの目標だけでなく、「そのためにどうするの?」という所を突き詰めていきます。
めんどくさい方向けの裏技紹介
上のような「細かい作業が面倒だ!」という方への裏技をご紹介します。
ずばりその裏技は
気になる選手を見つけて、その選手の使う技や、攻めを真似するだけです。
審査も同様で、合格者の立ち合いを真似すればOKです。
特に技術的な所に関しては「真似」は最強です。
1回ごとの剣道の稽古目標を決める
最後に各稽古での目標を立てましょう。
この小さな目標を意識できるかどうかは何よりも重要です。
上で考えてきた目標・手段を元に、一回の稽古で意識する事や、小さな目標を決めていきます。
具体例としては
- ○○選手の使ってた技を試す
- 小手打ちを意識して練習する
- 足を継がない
などがあります。
1度の稽古で1つか2つだけ意識する
私の個人的なおススメは、1度の稽古で1個か2個だけ意識する事です。
具体的な目標の選び方としては
- 技に関するもの
- 稽古全体で言える事
の2つを意識していきます。
技に関するもの
技に関するものの具体例としては
- 各種基本打ち
- 特定の技を狙う事
などが当てはまります。
稽古全体で言える事
稽古全体に言える事としては以下のようなものが当てはまります。
- 構えを崩さない
- 足を継がない
- 足を使った攻めを意識
稽古全体の方を意識しながら、特定の技を地稽古でやってみたり、基本練習で意識するのが良いかと思います。
私の剣道の目標の具体例【2パターン】
ここからは実際に私が立てた目標を例として紹介していきます。
剣道の審査に対する目標作成
最終目標:4段審査合格
もちろん、最終的な目標は審査の合格です。
手段を考える
具体的な手段の目標は以下の2つです。
- 1本取れる技を身に着ける
- 合格できる立ち合いをする
さらに深堀をする
上で上げた手段に関してさらに深堀していきます。
・1本取れる技を身に着ける
これに関しては、私は以下の2つの技を選び、練習する事にしました。
- 出小手
- 合い小手面
出小手に関しては、國友選手の技の真似+肘を狙う意識での打突を意識するのを目標にしました。
また、合い小手面い関しては相手の小手を読むスキルと、打突練習を意識するようにしました。
・合格できる立ち合いをする
合格できる立ち合いをする上では、以下の4点に特に注意しました。
- 無駄打ちを減らす
- 打突させない
- 圧倒する立ち合い
- その他細かい動作
それぞれの目標を達成するために、さらに細かい意識について書きましたが、そちらは下の画像を参考にしてください。
その日の稽古の目標を決める
稽古での小さな目標は上に書いたことや、そこから生まれる課題を設定してました。
少し省略したところもありますが、大体このようにして審査前は稽古に臨んでいました。
剣道の試合に対する目標作成
同様にして試合についても考えていきます。
試合の目標に関しては、自分の調子や、目指すもの・時期によって変わってくるので、参考程度に見てください。
最終目標:試合で勝つ
アバウトな最終目標ですが、自分の頭の中では、3回戦で勝つ位をイメージしてます。
手段を考える
私は引き分けが多く、勝ちが少ない選手だったので、いかにして1本を取るのかというのが課題でした。
そういったところから、1本取る力をつけるというのを選択しました。
さらに深堀をする
ここをさらに深堀すると、以下の3点が考えられました。
- 技を増やす
- 読み合い力をつける
- 攻めを高める
その日の稽古の目標を決める
ここは先ほど同様で、上で上げた目標+日々の課題を意識しています。
この記事を参考にぜひやってみてください。